本日、第4号案件が1分程度で満額に達した人気業者、
TECROWD(テクラウド)について紹介します。
TECROWDは不動産クラウドファンディングの中でも最も珍しいタイプの1社で、
現状のところ4件すべてが自社が監修している、
「モンゴルの不動産への投資」という形です。
普通、モンゴルなどのアジアや、アフリカ等の発展途上国への投資をする場合は、
日本の通貨が基軸通貨である円であるのに比べ、現地通貨がソフトカレンシーで信頼度が低いため、長い目で見ると、為替において損をすることが多く、
為替における差損を踏まえて利回り計算などを行うことが普通ですが、
TECROWDはその部分において現地の上場企業のグループ会社であるIP社に円建てで一括借り上げをしてもらうことにより、いわばヘッジをつけたような状態で募集をしているため、
投資家としては伸びしろのある国への投資であるにも関わらず、為替の心配をしなくてもいいのが大きなメリットとしてあります。
運営会社のHPに詳しく説明が乗っているように、モンゴルがまだまだ発展途上国であり、首都ウランバートルは非常に発展しているものの、その周辺では未だにゲルに住んでいる人が多いというアンバランスな状態を投資対象としては活かして、
日本の技術水準で住居やオフィスを建て、そのクオリティを持って現地企業の協力も使い、円建てかつ高い利回りの安定的な案件を組成する。
なかなかよく考えられているなーと思います。
そのあたりが上手く行くのは、HP上にも掲載されていることですが、
モンゴルが人口比で留学生の比率が世界一であること等の親日国であることも関係しているのかもしれません。
もっとも、とはいえ、私自身モンゴルの土地の価値や、物件の金額のつけ方などは分かっていませんので、
正直に言えば、「・・・と書いてあるからそれを信じている」
としか言いようがないのですが、とはいえ、TECROWDを運営している、
TECRA株式会社は決算公告も出しており、その数字も良い数字が掲載されているので、
いわば「外国の名前で上手いことその場だけ良い商売すればいい」みたいな会社ではないというのは、言えるのではと思います。
どの業者さんにも言えることですが、色んな数字には表の顔と裏の顔があって、
こちらにメリットがあるように見えることでも、相手先により大きなメリットがあることもあるかと思います。
・・・というか、運営会社にメリットが大きくなければ、そんな事業をやっても仕方がないわけで、
TECROWDに関しても、詳細は分かりかねていますが、高い利回りを払っても、
投資家の資金を使って流動性を高めることで、更にレバレッジをかけて開発スピードを上げられたり、
モンゴル国内での立ち位置を高められたりするのかもしれません。
どうしても日本国内への投資よりは自分が理解しきれない部分があるので、
控えめな評価にはなってしまいますが、
高い利回りと、会社の業績を考えると、軽い金額で参加する分には後悔なく投資出来るかなと個人的には思っています。
日本の普通の不動産であれば、高い利回りは、ボラティリティの大きさとも密接ですが、TECROWDの場合、為替においてはその課題を解消出来ているので、
高い利回りは純粋に現地の人件費等で安く作れているものの、価格は需要が高いため高級な仕上がりであることもあり、高く売れる=高い利回りを払う余地がある。
みたいな感じなんでしょうかね。
他サイトさんで斜め読みしたところ、シャングリラホテルなんかも近くにあるような本当の一等地らしいですから、家賃も高く取れるってことなんでしょうね。
(新婚旅行でシャングリラホテルに泊まったので何となく名前を聞くと、おお!となってしまう私・・・笑)
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実は広告掲載許可をもらったのが今日の夕方だったので、
今日の募集開始までにブログを書くことも出来ず、今更の紹介になってしまいました。
まあ、その代わり、自分自身はクリック合戦に勝って初めて投資することに成功したので、個人的には良かったかなと(笑)
それにしても、海外で分かりづらい部分の不透明さ(説明自体は透明性が結構あると思いますが、どうしても外国案件なので・・・という意味で)があっても、
金額が小さいとはいえ、1分程度で満額というのはすごいなと。
私は、多少なりとも余裕持って投資出来るかなくらいの気持ちで参加したものの、
実際は最速で打ち込まなかったら投資出来なかったと思われるスピード感で満額になったので、驚きました。
あまりクリック合戦を好意的に、プラスに評価することは(案件吟味という意味でも)
好ましくないことかもしれませんが、現状は人気があり先着式なので、
クリック合戦に勝たないと投資出来ないくらい人気の業者さんですよという言い方で締めたいと思います。
この先、どんな案件が出るか分かりませんが、しばらくは高い利回りも継続されそうなので、もう1回2回、自分自身も投資対象に検討してみたいとは思ったのでした。
※尚、不動産クラウドファンディングについて紹介する際は、知名度が劣るため、
類似した投資であるソーシャルレンディングをタグに入れています。両者は似たスキームですが、別物であることはご留意ください。
逆にソーシャルレンディングについて紹介する際は、不動産クラウドファンディングのタグは入れておりません。